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コンサルの鬼ブログ
【4月28日】美しが丘新物件・グランノエル美しが丘②

こんにちは。
いつもご愛読ありがとうございます。

 

本日は、『グランノエル美しが丘』のパート2です。

前回、立地、そしてそこに抱くイメージや期待、設備・仕様などからお話を進めさせていただきましたが、

今回は、


 

 

全体的に小振りであるプランから、その企画・立案がユーザーの目にどう映るのか、また今後の販売状況の流れを考えていこうと思います。


全31戸、個性豊かなプランバリエーションが用意されているようで、各住戸の間取りや広さはというと、2LDK・60平米前後のものがほとんどです。


既にお話しさせていただいたかと思いますが、この小振りなプランがどうにも残念でなりません。

本来なら、70平米中心でファミリー向けに企画されるべきでしたから。


というのも、たまプラーザという土地は、ディンクスや団塊の世代夫婦にも人気ではありますが、

その中の美しが丘というエリアは、環境の良さから特に子育て世代やゆとりある団塊の世代に絶大なる人気なのです。


2LDK・60平米前後、というと通常、ディンクス層が住まうに適当かと思われ、子供が成長していくファミリー層やゆとりある団塊の世代にとっては、その小振りさは立地を優先した際の“妥協点”となるはず。


仮に、立地最優先、広さはその次、というファミリー層が本物件を購入の対象にいれた際、あの『美しが丘感のない立地』がその狭さより優先されるほど魅力があるのかというと、すぐにはうなずけません。


美しが丘という土地であれば、販売ターゲットはファミリー層にフォーカスするべきであるということは、売主のノエルさんも十分にお分かりだったはずですが、

今回、このようなプラン立てになってしまったというのは、きっと『価格』(販売想定坪単価)が大きく影響してきたからではないでしょうか。


ピンポイント的な立地条件は別として『美しが丘』というアドレスのブランドバリューは揺るぎないものですから、土地価格というのは当然高くなります。


加えて、昨今の建築費上昇。高い土地代に高い建築費をプラスする、積み上げ方式の価格設定では、ファミリー向け70平米中心のプランにしてしまうと目が飛び出るほどの価格になってしまうのです。


そうなってしまうと、購入能力を持った方はかなり限られてきてしまいますし、多くのユーザーの購入意欲は削がれてしまうでしょう。


こうなることを危惧すれば、グロス価格を下げることに傾注しなければなりません。

そして、そのグロス価格を下げる簡単な方法とは“面積の圧縮”、つまり、今回のように小振りな住戸にすることです。

ファミリー層に人気の美しが丘という場所でなければ、この方法でもあまり違和感を感じなかったのでしょうが…。

 

ハイグレードな設備・仕様、アドレスブランドから、本物件に魅力を感じられる方も少なくないかもしれませんが、

 

私は敢えて、『失敗作』の評を下したいと思います。



その“敗因”とは“買い易い価格”にすることを重視しすぎた為、ターゲット層のニーズに反してしまったこと。

ターゲット層の欲するものを見誤ってしまったこと。

 

このご時世、企業としては単純な積み上げ型の価格設定をするのは致し方ないことなのかもしれませんが、

住まいという作品を創るプロとしては、ユーザーの持つ価格感やニーズを意識し、会社の体力が続く限り、もう少し企業努力を見せるべきです。



建物自体は、高い坪単価、美しが丘というブランドアドレスに相応しい、グレード感のある仕上がりになるでしょうから、

ご興味がおありの方は、やはりたくさんいらっしゃるかと思います。

 

また、『高い』か『狭い』で迷われておられる方々もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

ですが、両者のバランスと、このご時世を考えるに、短期間での完売ということはなさそうです。


見学は竣工後でも遅くはないかもしれませんね。

 


実際の日当たりや立地の印象も確かめたうえで、ご決断されることをおすすめします。

 

 


◆今日のつぶやき◆


新入学・新社会人・新生活…、春は“スタート”の季節ですね。


スタートといってもいろいろなものがあるかと思いますが、一昨日、サラリーマン時代の後輩の結婚式に出席、夫婦の新しいスタートに立ち会うことができました。


今回、私は挙式から出席させてもらっていたので、久々にチャペルの中へ入り、少しばかり背筋を伸ばしてきました。

あの高潔な空気感は、キリスト教信者ではない私でもスッキリと心洗われるものです。


そして、教会でいただいた小冊子に目を通していると、琴線に触れるものが。

 

それは、人生における大切なもの、人間が持つべき大切なものというのは『希望・信教・愛』である、と。


まさに…!


これは、私が常にビジネスで心掛けていることと同様で(私の場合、信教= 哲学 となるのですが)、
『希望・哲学・愛』は仕事をするうえで、とても大切であり、かつプロとして絶対に持つべきものなのです。


未来への希望がなければいい仕事などできないし、哲学を持たなければ仕事がぶれてしまう。
そして、お客様や仲間に愛をもって接しなければ何の形にもならない―。


この教会の教えには思わずうなずいてしまいました。


また、夫婦が添遂げるにあたり大事なことは『相手を自分の分身だと思うこと』、『相手に尽くすこと』なのだそうですが(男女間における、できそうでできない、あたりまえのこと…ですね)、これもビジネスに通用する教えだな、と。




また、披露宴の主賓挨拶では、新郎の勤める会社社長(つまり以前の私の上司でもあるのですが)が、なんとも素晴らしいスピーチを。
微笑ましくも泣かせるお話で、聞き入ってしまいました。

 

 

今回のように人が集まるところというのは、とても楽しく、そしてとても勉強になるものですね。

 

後輩を祝福しつつ、昔の仲間と集い、ちょっとした同窓会気分を味あわせてもらったのですが、

素晴らしい仲間に恵まれたことを神に感謝したくなる、とても楽しい週末でした。

 

 

 *最後まで読んでくださってありがとうございました。(松井)

 

 


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