こんにちは。
田達デン子です。
今日の新聞の気になる記事、ご紹介します。
神奈川大学大学院工学研究の荏本孝久教授(地震工学)らのグループが運営するサイト『防災フロンティア』で、年明けから県内の『揺れマップ』が公開されるそう。
この『揺れマップ』というもの、地盤などの違いに応じて地震の揺れやすさを検証したマップなのです。
2005年10月に内閣府が全国の揺れやすさマップを公表しているので、既にご存知の方も多いかとは思います。
このマップの単位が1km四方だったのに対し、今回の神奈川県の揺れやすさマップの単位は、なんと50m四方。
全国の都道府県で見ても、ここまで細分化されたものは珍しいそう。
国土地理院の地形図や地質図を解析、標高なども加味して作成されたマップは、9段階に色分け・数値化されており、
この数値は、震源から伝わってきた地震動が地下深部の固い地盤から地表付近の“表層地盤”に入ったときに、地表付近で増幅するかどうかを示すもの。
赤が最も揺れやすく、グレーは揺れにくい。同じ強さの地震動が伝わったとすると、赤とグレーでは震度階級で2程度の差が出るそうです。
荏本教授は「神奈川県の地盤は全体として揺れやすい。埋め立て地や川の流域では液状化も起こりうる。自分が住む場所のリスクを知り、耐震改修などの備えにつなげてほしい」と呼びかけています。
~神奈川県揺れやすさマップ年明け公開~
防災フロンティア http://www.bousai-frontier.net/
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