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コンサルの鬼ブログ
マンション値上がりの背景
ものの値段が変わる時には時差があります。
実は、土地の値段や建築費などの建設原価は3年前から、すでに上がりつつあったのです。不動産会社も本当は販売価格を上げたかったのですが、世の中はまだ不景気でとても値段を上げられる状況ではなかったのです。そこで、不動産会社は、建築会社の協力を得てコストダウンをするなど企業努力によって、なんとか販売価格を抑えていたというのが実情です。

 


ところが、ここ半年、建築資材、原油、土地、人件費など、全部が上がってきて、不動産業界も、さすがに持ちこたえられなくなってきた。一方、世の中も景気回復傾向にあるので、販売価格を上げても消費者はついてきてくれるのではないだろうかという目算も出てきたのです。
そこで、マンションの値段もここへ来て上がり始めたというわけです。
この値上がりが、実際の販売価格に反映するまでには時差があるので、この秋から来春にかけて新価格が出て、次に来年の夏~秋にかけてさらに値上がりした新新価格がでてくると思われます。

 

マンションも値上がりし、景気も回復し、不動産会社にとってはいいことだらけのように見えますが、実は経営者は内心はひやひやしています。この続きは次回。
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投稿者 利用規約 : 2006年11月30日 15:29






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